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『プリズナーNo.6』の二次創作

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最近自分が書いたもの 三津田信三著『碆霊(はえだま)の如き祀るもの』、尾之上浩司編著『『プリズナーno.6』完全読本』の紹介 → 「小説宝石」9月号(前者の紹介はネットにも掲載 https://www.bookbang.jp/review/article/557746) さくらももこは“大小を行…

映画『わたしを離さないで』

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わたしを離さないで [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2018/03/16メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見る 原作者カズオ・イシグロが製作総指揮の1人に名を連…

自由の女神

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『東京自叙伝』と石原慎太郎、安倍晋三

ユリイカ 2016年5月号 特集=石原慎太郎作者: 石原慎太郎,森元孝,栗原裕一郎,豊崎由美,瀬戸内寂聴,田原総一郎出版社/メーカー: 青土社発売日: 2016/04/27メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る 同号掲載の様々な論考のなかで面白かったのは、石…

『すごい廃炉 福島第1原発・工事秘録』の篠山紀信

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" title="すごい廃炉 福島第1原発・工事秘録">すごい廃炉 福島第1原発・工事秘録作者: 日経コンストラクション,木村駿,篠山紀信出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2018/02/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 建設専門誌の「日経コンスト…

エマニュエル・トッド『シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧』

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シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 ((文春新書))作者: エマニュエルトッド,Emmanuel Todd,堀茂樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/01/20メディア: 新書この商品を含むブログ (15件) を見る 地球上どこでも人間は同じなのであれば、異なるふる…

『最後の猿の惑星』

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最後の猿の惑星 [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)発売日: 2012/07/18メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る 猿が支配するようになった地球。青空学級のような形で人間が猿に文字を教える場…

『新・猿の惑星』『猿の惑星・征服』

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新・猿の惑星 [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)発売日: 2012/07/18メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る 猿の惑星・征服 [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンター…

映画『不都合な真実2 放置された地球』

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昨日、シネマイクスピアリで上映最終日だった『不都合な真実2 放置された地球』を観てきた。で、本編前に何本も流される予告編上映のなかに、本日から公開の『ジオストーム』も含まれていた。地球温暖化をめぐる啓蒙ドキュメンタリーの直前に、彼氏も凍る異…

ディストピア小説と天皇制

カタストロフ・マニア作者: 島田雅彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 島田雅彦『カタストロフ・マニア』。本を読み終わってから、PVが作られていたことを知った。 https://www.youtube.com/watch?v=…

リセット、希望

「希望の塾」なる政治塾を開いていた小池百合子が「希望の党」を立ち上げた。小池は、新党の命名理由に関し「日本にはさまざまなものがあふれているけれども、希望がちょっと足りないんじゃないですか?」と語ったが、それについて村上龍のパクリではないか…

ロジャー・ウォーターズ

「SFマガジン」6月号に、B&Bで2月10日に行われた山形浩生と大森望の対談の採録「ディストピアSFのゆくえ」が掲載されている。興味はあったが都合で行けなかった催しだ。この対談記事のなかで大森は次のように語っている。 ニューヨーク大学で教育学の…

『シン・ゴジラ』

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シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組出版社/メーカー: 東宝発売日: 2017/03/22メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (28件) を見る ブルーレイ3枚組を買った。私もこの映画のエキストラに参加して、本編に後頭部だけ映っている。いわゆる蒲田くんの上陸を、ビ…

『帰ってきたヒトラー』

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猫や犬の動画をアップしたり「いいね!」したりする人の多さをみると、『帰ってきたヒトラー』で現代に蘇ったヒトラーがテレビの人気者になるものの、犬を射殺した彼の動画が公開されたとたんにバッシングされ降板する急転回に納得してしまう。 遠ざかる過去…

『君の名は。』の口噛み酒と真実の愛のキス

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ディズニーアニメに代表されるように、主人公たちが危機的状況に陥るが、真実の愛のキスによって奇跡が起きるという物語の定番がある。死から蘇るというのが奇跡の典型であり、それはキスが息を吹き込む=命を吹き込むことを暗示する象徴的な行為だからだろ…

『シン・ゴジラ』とスクラップ&ビルド

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『シン・ゴジラ』では、映画の終わり近くに「この国はスクラップ&ビルドでのし上がってきた」というセリフが出てくる。あのセリフは感慨深かった。昨年夏に刊行した『戦後サブカル年代記 日本人が愛した「終末」と「再生」』で「ゴジラ」シリーズにも言及し…

『君の名は。』と村上春樹

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離れている2人が超常的なシンクロ現象をみせ、世界の危機にかかわる――という大枠は、村上春樹が得意としたものでもあった。また、『君の名は。』では、少女の口噛み酒を少年が呑むことで奇跡を招き寄せるが、その種の少女の聖性という発想は、村上『1Q8…

『君の名は。』と『シン・ゴジラ』

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昨日、ようやく、『君の名は。』を観てきた。『シン・ゴジラ』と同じ年に公開された同作。『シン・ゴジラ』が東日本大震災&原発事故をあからさまに意識した映画だったのと同様に、『君の名は。』も「災後」を意識した映画だった。 いずれも後半では、危機回…

『ズートピア』と『動物農場』

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ジョージ・オーウェル『動物農場』は、平等になったはずの動物たちが支配層と被支配層へと分化が強化されていく話だった(そのヴァリエーションであるピンク・フロイド『アニマルズ』も支配/被支配の話)。 一方、『ズートピア』は、平等なはずの場所で種々…

『最終兵器彼女』と『艦隊これくしょん』

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たまたま目にした @saiculture の興味深いツイート。 高橋しんが「自分の彼女が兵器だったら嫌だな」って思いついて2000年に描いたのが最終兵器彼女ですが、その15年後、僕達は正規空母へ愛の言葉を囁き、駆逐艦へ幼児のように甘えています。 僕達が最終兵器…

広瀬隆『危険な話 チェルノブイリと日本の運命』

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危険な話 チェルノブイリと日本の運命作者: 広瀬隆出版社/メーカー: 八月書館発売日: 1987/04/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 単行本書き下ろしのための資料として1987年刊『危険な話』を読む…

江藤淳『成熟と喪失 “母”の崩壊』

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成熟と喪失 “母”の崩壊 (講談社文芸文庫)作者: 江藤淳,上野千鶴子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/10/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 54回この商品を含むブログ (49件) を見る 進行中の単行本書下ろしの参考のためにとめくった江藤淳『成熟と喪失…

『進撃の巨人』と『ベルサイユのばら』

アニメ版『進撃の巨人』第1〜4話を見直していて、ふと思った。なんだか、『ベルサイユのばら』を裏返したような話だと。 二作の舞台はいずれも階層社会であり、外憂を抱えているだけでなく、国の内部に多くの矛盾がある。 『進撃の巨人』において訓練兵団…

小野俊太郎『ゴジラの精神史』

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ゴジラの精神史 (フィギュール彩)作者: 小野俊太郎出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2014/05/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 水爆怪獣として誕生した『ゴジラ』(1954年オリジナル版)がシリーズ化され、やがて子ども向けの怪獣プロレ…