ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

topos

森田健作…… / 京成バス「新浦安TDR〜東京秋葉原線」運行

3月15日、新浦安で千葉県知事選立候補者合同演説会が催された。僕は会場に話を聞きにいったが、森田健作の印象はよくなかった(スケジュールの都合で彼だけ途中退席したことを差し引いても、だ)。とにかく、話が大雑把。具体性がない。前回の落選から今…

浦安120周年

昨日になってようやく知ったが、今年は浦安誕生120周年。1889年の町村制施行の際、堀江、猫実、当代島の3村が合併して「浦安村」になったのだという。たまたまだけど、その意味では下記原稿は120周年記念になったかな、と。 最近自分が書いたもの 「ディズ…

定額給付金

我が家では、この金で「シルク・ドゥ・ソレイユ ZED」に行こうと話している。 http://ticket.zed.co.jp/top.html 定額給付金は地元での消費に回ることが望ましいといわれるが、我が家のごとく、市内の東京ディズニーリゾートで遊ぼうかと思っている浦安市民…

「うらやすニュース」休刊

渡辺淳一先生が選考委員を務める浦安文学賞の主催で知られるタウン紙「うらやすニュース」が今朝届いた。今月号で休刊との告知が……。残念。 影山栄子・浦安ニュース社代表取締役は、同紙の歩みをふり返り、こう記している。 気力と体力には自信があり、ここ…

動物慰霊碑とディズニーリゾート

10月31日付の「浦安新聞」(コミュニティ・ペーパー)の1面トップは、「ごみの近くはちょっと…の声を受け、新しい動物慰霊碑を建設中」という記事だった。 クリーンセンター(←早い話がゴミ処理施設)敷地内に動物慰霊碑があることに対し、[ごみの近く…

アラン・ブライマン『ディズニー化する社会』

パフォーマティブ労働、感情労働、美的労働 好著『ディズニーランドという聖地』asin:4004301327を書いた能登路雅子が監訳者となったアラン・ブライマン『ディズニー化する社会 文化・消費・労働とグローバリゼーション』を読んだ。 本書は、ジョージ・リッ…

「場所性」のキャラ立ち

(小説系雑誌つまみ食い 36――「メフィスト」9月号/「小説すばる」9月号) メフィスト 2008年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 雑誌 クリック: 9回この商品を含むブログ (15件) を見る 「メフィスト」9月号に、渡邉大輔が…

近藤正高『私鉄探検』

私鉄がどのように路線を拡張してきたかをふり返ることで、沿線地域の開発の近現代史を浮かび上がらせた本。新書らしからぬ濃度を持った力作である。僕にとっては、あまり身近でない路線ばかり取り上げられているけれど、周辺地域が動的に変化していく様子が…

朝日新聞「公貧社会」/浦安

朝日新聞が毎週土曜日朝刊の連載企画として始めた「公貧社会」。タイトル通り、ワーキング・プアなどの問題を取り上げていくようだが、第一部は「派遣の村」が増えているという「千葉・東京ベイエリア」を舞台に選んでいる。 そして、12日付の第1回の記事…

城と神輿

地元のケーブルTVでは最近、先頃行われた浦安三社祭の特集映像がリピート放送されている。 そこで見かけたのが、子どもがかつぐために作られたシンデレラ城の形の神輿。これは肉眼で確認して、自分でも写しておきたかったなー。 前回の祭りでは、ミッキー…

浦安三社祭 2日目

ようつべにいろいろ動画がアップされていた。 神輿を地面すれすれまで下げて、回る(地すり)。その後、今度は上にかかげて、回る。「ヨイヨイヨイ」のかけ声で、神輿を放りあげてキャッチする。 このダイジェストは力作ですな。

浦安三社祭 1日目

鳥居の前に、ビーチパラソルや屋台 この画面ではよくわからんだろうが、屋台が並んだ後ろに建っているのは葬儀屋 夜、眠りにつく屋台 封印を解かれたネズミーマウス この祭りでは、どさくさまぎれに地元の名士・ネズミーマウスがしばしば登場させられる。 安…

浦安三社祭 宵宮

東北で法事をようやく終えて帰ってきたら、地元ではこの騒ぎさ。 トリプル・パーカッション はしゃぐマネキン 最近自分が書いたもの 「MYSTERYランダムウォーク」第2回 ロボット(ポー「メルツェルのチェスプレイヤー」、チェスタトン「見えない男」…

祭りの準備(6)

神社に特設ステージ出現。 弁財天も祭りの準備。

祭りの準備(5)

提灯でライトアップされたフラワー通り。 この通りにある浦安フラワー商店街は、80年代には「天才・たけしの元気が出るテレビ」でネタにされていた。同番組は、商店街のためにCMを作ったのだった。 最近自分が書いたもの 「BOOK おんざろっく 第4回 失…

祭りの準備(4)

その後の清瀧神社。 祭りにむけて、鳥居周辺がショウアップされた。 それに比べると、三社のうちのもう一社、豊受神社の準備はまだスローペース。

祭りの準備(3)

続々と神輿の居場所を設営中…… 清瀧神社 フラワー通り入口 21日夜の献立 中華風炒め(サラダ油。むき海老、青梗菜、えのき。しょうが、にんにく、オイスターソース、こしょう、片栗粉) レタス、ごぼう、スプラウト、ミニトマトのサラダ(味噌、練りゴマペー…

祭りの準備(2)

やがて、↑の奥の小屋には神輿が安置され、右の木の枠には祭りの寄付者の名札がたくさんはめ込まれることになる。現在、町のあちこちに同様のスペース(神酒所)が設けられつつある。 で、来月になると、それらのスペースから一斉に神輿が繰り出されるわけだ…

祭りの準備(1)と近況

浦安三社祭に向けて、普通の住宅街にも提灯がぶら下がり始めたよ。 4月26日には「エクス・ポナイト」に出かけた。 http://expoexpo.exblog.jp/7675099/5月3日は「米光一成の文章力トレーニング講座」を見学。 http://college.i-printnet.jp/html/200804…

来月は浦安三社祭

夏季オリンピックと同じく4年ごとに催される浦安の三社祭。まだ1ヵ月以上も先の行事だというのに、もう準備が始まっている。町内では、すでに提灯も見かけるようになったし。 また、浮かれる季節がやってきたなぁ。 (浦安三社祭についてはこちらで説明さ…

スタンリー・ドンウッド個展

(小説系雑誌つまみ食い 33――「本が好き!」5月号) 銀座の東京画廊+BTAPで催されているスタンリー・ドンウッド個展「I LOVE THE MODERN WORLD」を、昨日、覗いてきた。 http://www.tokyo-gallery.com/index_j.html レディオヘッド…

第19回浦安文学賞

本日付けのタウン紙「うらやすニュース」のトップ記事は、「第19回浦安文学賞決まる」。 いつもの渡辺淳一先生が今回選んだ受賞作は、藤沢すみ香(48歳)「二十枚の半券」。紙面の紹介文には、〔寝たきりの老いた母に淡い恋の相手がいたことを知った娘の複雑…

愉しいコンビニ・ライフ!

「HB」vol.3の「特集◎愉しいチェーン店ライフ!」には、見出し通りの愉しさを綴った原稿が並んでいる。 http://d.hatena.ne.jp/hbd/ それを読みながら、想像したこと。 我が家は、近所づきあいを一切していない。しかし、家から2分ほどのコンビニに…

TSUTAYA&すばる書店 VS スリーエフ&文教堂書店

以前書いた通り、浦安界隈にあるTSUTAYAを運営していた㈱アークが自己破産したため、いったんこの近辺はTSUTAYA空白地帯になった。だが、その後、閉店に追い込まれた2店舗の運営をすばる書店が引き継いだため、現在では浦安市内のTSUTA…

渡辺淳一語録@浦安

6月1日付のタウン紙「うらやすニュース」のトップ記事は、5月17日に行われた第18回浦安文学賞授賞式だった。渡辺淳一が選考委員を務める賞で、今回は19歳の男性が受賞したが、ほかの佳作・奨励賞6人はいずれも女性だった(25歳、65歳、52歳…

勘違い、そして『漁港』

24日夜の献立 鶏肉入りきんぴらごぼう 春雨サラダ(きゅうり、にんじん、きくらげ、ハム。しょうゆ、香酢、黒糖、ごま油、ラー油) トマト 玄米ごはん ビール、発泡酒、チューハイ、芋焼酎 きんぴらごぼうに鶏肉を入れるだなんて、贅沢だよなぁ、と庶民の僕…

若林幹夫『郊外の社会学 現代を生きる形』

東浩紀・北田暁大『東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム』asin:4140910747が、サブカルチャー、広告、ヴァーチャル・リアリティなどイメージの問題に多くのページを割いていたのに対し、若林幹夫の『郊外の社会学』は、住まい、暮らしの場としての郊…

TSUTAYA空白地帯

千葉県の浦安から南行徳にかけてのTSUTAYA(CD・DVD・ビデオのレンタル・販売&本屋)を運営していた(株)アークが、自己破産した。 http://shinurayasu-navi.com/topics/news_archive.html 浦安市内にはTSUTAYAが3店舗あった。そのう…

鈴木透『性と暴力のアメリカ 理念先行国家の矛盾と苦悶』

学校における乱射事件という、あの国の伝統行事がまたもや繰り返されたので、積読になっていたこの本を遅ればせながら読んでみた。 よい。 「胎児を殺すな」と中絶に強行に反対する勢力が存在する一方、人殺しの道具である銃の規制には恐ろしく鈍感だという…

第18回浦安文学賞

本日付けのタウン紙「うらやすニュース」のトップ記事は、「第18回浦安文学賞決まる」。 受賞者は、実川れお(18歳)、男性(だよね? あの写真は)だった。 その受賞作「ほくほく」は、こういう話だという。 女子高生のケーコが、脱サラして焼き芋屋にな…