渡辺淳一先生が選考委員を務める浦安文学賞の主催で知られるタウン紙「うらやすニュース」が今朝届いた。今月号で休刊との告知が……。残念。
影山栄子・浦安ニュース社代表取締役は、同紙の歩みをふり返り、こう記している。
気力と体力には自信があり、ここまで年中無休、時間制限なしでひたすら走り続けてきましたが、一昨年、乳がんで入院と手術を経験したことを機に、健康についても考えを巡らすようになりました。世にいう「定年」も過ぎたことでもあり、このあたりで一休みすることにしました。
創刊10周年を迎えた平成２年、記念事業として「浦安文学賞」を設定しました。
その原動力となったのは、私の幼少時代から続く文学への憧れでした。
選者には人気作家の渡辺淳一氏を迎えることができ、全国的に知名度が高まるにつれて応募者も増えて、今回の第19回では全国から341編もの応募がありました。
渡辺先生は、影山代表のようなファンに支えられてきたのだなぁ。
お疲れさまでした。
（関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20080401#p1）
