【長編および連作短編集部門】
いくさの底 古処誠二(KADOKAWA)
インフルエンス 近藤史恵(文藝春秋)
Ank : a mirroring ape 佐藤究(講談社)
かがみの狐城 辻村深月(ポプラ社)
冬雷 遠田潤子(東京創元社)
【短編部門】
ただ、運が悪かっただけ 芦沢央(オール讀物2017年11月号掲載)
火事と標本 櫻田智也(東京創元社『サーチライトと誘蛾灯』収録)
理由(わけ) 柴田よしき(文藝春秋『アンソロジー 隠す』収録)
偽りの春 降田天(野性時代2017年8月号掲載)
階段室の女王 増田忠則(双葉社『三つの悪夢と階段室の女王』収録)
【評論・研究部門】
ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド 浅木原忍(論創社)
アガサ・クリスティーの大英帝国 名作ミステリと「観光」の時代 東秀紀(筑摩書房)
本格ミステリ戯作三昧 贋作と評論で描く本格ミステリ十五の魅力 飯城勇三(南雲堂)
乱歩と正史 人はなぜ死の夢を見るのか 内田隆三(講談社)
昭和の翻訳出版事件簿 宮田昇(創元社)
私は、評論・研究部門の予選委員の一人でした。