ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

Vera Lynn"We'll Meet Again また会いましょう”

時事通信 「バイバイ英国」盛大にパーティー=オランダ小村、予約1万人超

https://www.afpbb.com/articles/-/3242389

[英国が欧州連合EU)から離脱する予定の10月31日]

[EU加盟国の名産を飲食しながら、砂浜で対岸の英国に向かって手を振る予定。第2次大戦中にヒットした英歌手ベラ・リンの名曲「また会いましょう」などをバンドが演奏する]

 

 Pink Floyd『The Wall』の“Vera”はこのVera Lynnを題材にしており、その詞には「We would meet again」という”We’ll Meet Again また会いましょう”に対応したフレーズも織りこんでいた。

 同アルバム全体を演奏したライヴ『Is There Anybody Out There? The Wall Live 1980–81』では冒頭にVeraの歌がほんの少し流れる。

 

 また、”We’ll Meet Again“はキューブリック監督『博士の異常な愛情』最後の核爆発シーンに流れたことでも有名。

 

 

最近の自分の仕事

-劉慈欣『三体』、澤村伊智『ファミリーランド』の紹介 → 「小説宝石」9月号 https://www.bookbang.jp/review/article/581761

-成毛眞『人生も仕事も変わる!最高の遊び方』の紹介 → 「モノマスター」10月号

-産経新聞9月2日「不気味なディストピア作品に脚光…現実社会に近づく?」https://www.sankei.com/life/news/190902/lif1909020016-n1.html でコメント ← 電話取材で30分以上話しても、わずかしか使われないとわかってはいた。だが、それにしても発言の雑な切りとられかたにがっかり。ポリティカル・コレクトネスについてはそんな単純な話ではないし、それについては下記のゲンロン・カフェのイベントでと思っている。

 

9月10日(火)

円堂都司昭×速水健朗「悪夢の現実と対峙する想像力ーー円堂都司昭ディストピア・フィクション論』刊行記念」

詳細はこちら↓

https://peatix.com/event/1059025