『ディストピア・フィクション論』では2010年代日本の同調圧力と歩調をあわせた曲としてAKB48“恋するフォーチュンクッキー”に触れたが、当初はあとがきで欅坂46“不協和音”に触れようと考えていた。同曲にみられるように抵抗、あるいは戦争、世界の終り、ゾンビなど、ディストピア的世界観がアイドル・ソングで増えたと感じていたからだ。
戦闘美少女的なイメージ付けとしてそうした設定が好まれるのだろうし、革命をモチーフに選ぶ例も散見される。だが、アイドルが多すぎて十分見渡せないし、書くのはあきらめたのだった。
というわけで、その種の曲を適当に集めたこんなプレイリストを作ってみた。
アイドル@ディストピア