「文藝」冬号の特集1は「山田詠美デビュー40周年」。松浦理英子との対談で山田が「この前読み返したんだけど、大ベストセラーになった中沢けいさんの『海を感じる時』と見延典子さんの『もう頬づえはつかない』が一九七八年~」と振り返るあたりが目を引く(松浦は一九七八年デビュー)。
仲俣暁生さんとやっている連続読書会「昭和50年代文芸を読む」の次回11月21日には中沢けい『海を感じる時』をとりあげるので、松浦×山田対談で示される、当時の女性作家に対する男性作家の態度への批判は興味深い。
「昭和50年代文芸を読む」全6回は実は昭和50年代前半の本しか対象にしておらず、続編で後半をやろうかとも話している。高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』、島田雅彦『優しいサヨクのための嬉遊曲』あたりが候補で、当然、山田詠美『ベッドタイムアイズ』はとりあげたい
最近の自分の仕事
-〈アフタートーク 著者×担当編集者〉第21回「第三十八回山本周五郎賞受賞作!『女の国会』新川帆立(作家)×壺井円(幻冬舎)」
-『沈黙の艦隊』発表から37年ーーなぜ世界情勢が変わった現代でも面白い? ゲーム的エンタメ性と反戦テーマの二面性 https://realsound.jp/book/2025/09/post-2168857.html#goog_rewarded
最近noteにアップした過去原稿
-後期ビートルズ作品のトータル性――磁場としての《ホワイト・アルバム》
-ベスト選曲で聴く ローリング・ストーンズ
-90年代のストリート・ファイティング・マン――ローリング・ストーンズ
-ヤードバーズの遺伝子なくして、70年代のロックは存在しない


