メタリカの曲調でビートルズをカヴァーするアホバンド。ビートルズのラヴリーな曲を、スラッシュ・メタル的なゴリゴリサウンドへ強引に変換している。まるで曲調が異なるのに、両方とも曲名に「ＭＡＮ」が入っているからというだけで、〈タックス・マン〉を〈エンター・サンドマン〉と合体させたりしている。
個人的に好みなのは〈ＢＬＡＣＫＥＮＤ ＴＨＥ Ｕ．Ｓ．Ｓ．Ｒ．〉、〈ＨＥＬＶＥＳＴＥＲ ＯＦ ＳＫＥＬＴＥＲ〉、〈ＬＥＰＥＲ ＭＡＤＯＮＮＮＡ〉あたりか（曲名を見れば、どの曲とどの曲をかけあわせているか、すぐ見当がつく、笑）。
それにしても、ジェイムズ・へットフィールド役の人（ＪＡＹＭＺ ＬＥＮＮＦＩＥＬＤと名のっている）がすっごく似ている。「ンナァア」、「フゥアッ」、「イェイエエ」といった語尾の節回しがそっくりで笑う。
なにかと、メタリカはネタにされやすい。過去にもディー・クルップスがシンセの打ち込みで（《Tribute to Metallica》）、またアポカリプティカがチェロの四重奏で（《Apocalyptica Plays Metallica By Four Cellos》）、メタリカのカヴァー集を出していた。
彼らに比べても、ビータリカは打率６割くらいでよく頑張っている。とりあえず、ドレッド・ツェッペリン以来の衝撃といっておこう（笑）。
http://jp.youtube.com/watch?v=bao19eQoe_c
