2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
昨夜、昭和女子大学人見記念講堂にて。 (前座)ロバート・フリップ これまで、キング・クリムゾンをはじめ、フリップが参加したバンドやプロジェクトのライヴの一場面としては、何度も彼のソロ・パフォーマンスを見てきた。けれど、それらはどれもせいぜい…
(小説系雑誌つまみ食い 11――「小説推理」1月号) http://www.futabasha.co.jp/?magazine=suiri 特集「笑える新感覚文藝座談会」と銘打って、『日本文学ふいんき語り』ASIN:4575298611されている。お題は、夏目漱石『坊っちゃん』。これは10月に書店で行…
(小説系雑誌つまみ食い 10――「小説NON」12月号) 小説NON (ノン) 2006年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/11/22メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 10月号から、菊地秀行が『魔界都市ブルース』の新シリーズを連載して…
レコード・コレクターズ 2006年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: ミュージックマガジン発売日: 2006/11/14メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見る ビートルズ《LOVE》を特集した「レコード・コレクターズ」最新号に、「金田一さんの音源です!…
予想された通り、懐かしの音源を勝手にいじりやがってと怒っているオールド・ファンがいる。だが、ビートルズの曲同士を重ね合わせたり、連結したりしているわけだから、破壊度/面白さは予想の範囲内。《リボルバー》や《サージェント・ペパー》のサウンド…
アーティストファイル(17) フレディーマーキュリーファイル (Artist File (17))作者: ロックジェット編出版社/メーカー: シンコーミュージック発売日: 2006/11/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る 最近のお仕事 「フレディ…
(文学フリマで買った同人誌 2) 発行人は、ばるぼら。「X−MAGAZINE」、「Jam」、「HEAVEN」の全冊レビューを行った自販機本特集のほか、羽良多平吉のインタビュー、吉祥寺マイナー特集が掲載されている。とんでもなくディープな内容だ。…
(文学フリマで買った同人誌) ライター、近藤正高の個人誌で、東京オリンピックの特集。 http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/20061112/p1 これまでにも近藤は、成田空港、新幹線などをモチーフに都市論、昭和論を書いていて、僕はこの路線のファンなのだ。 …
殊能将之が、真矢みきに江戸川乱歩の『黒蜥蜴』を演じさせたいと書いているのを見かけた。あの役を今演じられるのは、篠井英介とタカラジェンヌだ――とも。 http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/index.html (篠井は、橋本治脚色『黒蜥蜴』を…
ジダンの映画のサントラだというのに、まるでサッカーっぽくないサウンドなのが素晴らしい。ここにはドリブルのごとく弾むリズムも、シュートみたいな一撃もない。そもそも、ボールを連想させる音が見当たらない。あるのは、ノイジーなギターを軸にじわじわ…
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/b_kouhou/logo/logo061102.html やはり、県民の一人として意見を表明しておこうか。 とにかく、たてがきにされた際の「ち」の字の垢抜けなさ、かっこ悪さがいたたまれない。 昔、学校の英語の授業で、 「たとえ、“チバ”…
藤岡真のこのミステリ小説には、『白菊』という謎の絵が登場する。それが魅力的。最初は折れ釘と球がたくさん散らばっているだけとしか見えない画面に、ある角度から光が当たると、白菊が浮き上がる。一種の騙し絵だ。 一方、コーネリアスの《SENSUOU…
好きだよ、これ。 “PAVEMENT meets BECK”なんていわれている通り、ローファイでつぎはぎな音楽性。でも、曲ごとにコロコロ傾向が変わりつつ、どれもこれもポップなあたりはピクシーズを連想した。ヴォーカルもちょっと、声質がフランク・ブ…
(小説系雑誌つまみ食い 9――「活字倶楽部」秋号、「小説すばる」11月号) 「活字倶楽部」ASIN:B000JLSUE8ンタヴューが載っている(「作家登場」)。デビュー前からの歩みをたどる内容で、近作『ボトルネック』ASIN:4103014717、 自分の青春小説の一次決算と…
(小説系雑誌つまみ食い 8――「野性時代」11月号) 「東京ディズニーシー5周年記念作品」と銘打って、同誌に狗飼恭子が『Sea of Dreams』という連作の第四話、第五話を寄せている。 http://www.kadokawa.co.jp/sp/200310-02/main.html 当然、第一…