2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧
残念な結果に終った。昨日、Shibuya O-Eastで、自分としては初めてLCDサウンドシステムのライヴを見た。しかし、途中でジェイムズ・マーフィーが「I’m very sick」とか言ってたので、やばいかな、と思ってたらその通りに。確かに、彼の挙動はところどころ、…
昨夜、新浦安の海っぺり近くまで出かけた。 ちょうど昨日グランド・オープンを迎えたパーム&ファウンテンテラスホテルの周辺を、歩いてみる。オリエンタルランド(東京ディズニーランド&シーの運営会社)グループが初めて手がけた、宿泊特化型のホテルであ…
昨日春一番が吹いたので、部屋に積んだ本の塔からこの『春期限定』作品を抜き出し、読んでみた。 ライトノベル出身作家によるミステリ。恋愛しているわけでなく、友人とも微妙に違う若い男女二人が、次々に謎に出会う。そして、短編連作を通して説き明かされ…
『鏡姉妹の飛ぶ教室』では、ギターを抱えて殴る蹴る少女、金井妙子ちゃんが僕のお気に入りだった。特に、レニー・クラヴィッツ〈Are You Gonna Go My Way〉のリフを弾いて現れる150ページがかっちょよかった。その妙子ちゃんは、ジョニー・ウィンターのファ…
ユヤタン版『漂流教室』『クビツリハイスクール』『ドラゴンヘッド』『不思議の国のアリス』……。 最初のページからいきなり大地震が起こって、土中に埋まってしまった校舎で展開される素っ頓狂なお話。実にご都合主義なことに、ごくわずか生き残ったのは生徒…
ようやく、映画版『オペラ座の怪人』ASIN:B0007D3NK4ができた。もともとアンドリュー・ロイド=ウェバーの舞台版からして視覚的要素を強く打ち出していたわけで、映画版のストーリーはほとんどその舞台版を踏襲している。なので、基本的に違和感は覚えなかっ…
本日、本格ミステリ作家クラブより、今年の本格ミステリ大賞の本選投票用紙が届いた(締切は5月9日消印有効)。そういえば、会員として広報に努めるべきなのに、このスペースに決定した候補作を書かないでいた。なにを今さらではあるが、一応記しておく。 小…
ここ数週間、3枚組輸入盤《DFA compilation #2》ASIN:B0004NMJUC《LCDサウンドシステム》を代わる代わる引っ張り出しては聞いている。もちろんその間、他の音もかけたりしているが(エアロとかクイーンとか懐メロばかり聞いてるわけでもないんである)、この…
栗原はるみの英語レシピ本『はるみのジャパニーズ・クッキング』が、グルマン世界料理本大賞に選ばれた。95年設立の同賞は「料理本のアカデミー賞」だそうで、今回初めて存在を知りました。67ヵ国5,000冊の応募からの選出とのことだが、国民1人当たりの料理…
人の名前を書けばそいつが死ぬノートを使い、世界中の悪人を駆除しようとする大掛かりな設定が、たいした助走もなくいきなり思いっ切り展開されること。とにかく名探偵なんだ疑問の余地はないんだって形で強引に登場するキャラ。この「初期設定」のドライヴ…
今朝、新聞を開いてのけぞった。「文藝春秋」ISBN:B0007LT6HK、いつもの分量のスペースを使うだけでなく、「芥川賞発表全文掲載」と大書した全面広告(阿部和重の大きな写真入。どっかーん!)と組み合わせた形になっていたのである。 単行本『グランド・フィ…
アパート1階の住人が、あまりにもたわんでいる天井に気づき、警察に通報しに行って戻ったところ、すでに2階の床=1階の天井は抜け落ちていた。怪我を負った階上の住人は、雑誌や新聞を大量にため込んでいたという。――今日のこのニュースを聞き、ゾッとしてい…
ASIN:B000666WC8 ステージ映像中心のDVDではあるけど、いわゆる“ライヴ作品”ではなく、ツアー・ドキュメンタリー。《ホンキン・オン・ボーボゥ》のメイキング、メンバーへのインタヴューが挿入されている。ツアー後、バンドは休養に入ったわけで、自分たちを…
市川準監督のこの映画の試写に行ってから、けっこう時間がたってしまったが、公開中なので雑記っておく。ちなみに原作は、短編集『レキシントンの幽霊』に収録されている。 イラストレーターのトニー滝谷は、服を着るために生まれてきたような女と結婚する。…