栗原はるみの英語レシピ本『はるみのジャパニーズ・クッキング』が、グルマン世界料理本大賞に選ばれた。95年設立の同賞は「料理本のアカデミー賞」だそうで、今回初めて存在を知りました。67ヵ国5,000冊の応募からの選出とのことだが、国民1人当たりの料理本刊行総点数では、日本はかなり上位なのではなかろうか? いろんな国の料理を平気で喰らう国民性なわけだし。ということを考えると、ノーベル賞やアカデミー賞なんかより、「料理本のアカデミー賞」のほうが日本人の受賞確率が高くなって当然という気がするんだけどいかがか。
我が家にも、栗原はるみの料理本は何冊かある。でも、僕が実際に参考にする頻度は平野レミのほうが多い。はるみにも“簡単レシピ”的な敷居の低い本があるにしても、どうも彼女には“お上品な”印象がある。その点、平野レミのあの無造作さには、“男の料理”的な好ましい大雑把さが感じられて、なんだか親近感を抱ける。あくまで、イメージの問題だけれど。ちなみに、わりとよくめくっているのは『平野レミのうまいもの教室』ISBN:4141875236。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20040624)
- はるみともレミとも関係ないが、11日夜の献立
誤解されると困るので注釈。[hima]というのは、とりたててテーマ分類するまでもない雑記をそう呼んでいるだけであって、今日この日が暇だという意味では断じてありません。忙しすぎてテーマがあるものを書く気力はない、けれどちょびっと息抜きに雑記したいという時に[hima]ネタを書くことになるのです。
すきま風の寒さより、淀んだ空気のヌルさが好きです。トシアキです。