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ステージ映像中心のDVDではあるけど、いわゆる“ライヴ作品”ではなく、ツアー・ドキュメンタリー。《ホンキン・オン・ボーボゥ》のメイキング、メンバーへのインタヴューが挿入されている。ツアー後、バンドは休養に入ったわけで、自分たちを回顧する発言の多いこのDVDがリリースされたのは、“一区切り”って印象。以前よりやや運動量は減ったもののいまだにやかましい演奏、5人それぞれのできあがったキャラなど、素直に楽しみました。
エアロスミスの場合、ツアーがあるごとに衛星放送などでライヴ映像を見ている記憶があるが、商品化されたものは意外と少ない。（バンドの混乱ぶりが面白かった70年代は“伝説”の域として）エンタテインメント・バンドとして復活した80年代以降では、個人的には、《ゲット・ア・グリップ》リリース後あたりが、ライヴ・バンドとしてのピークだったと思う。ヒット曲の揃い方、ルックス、ステージ・アクションや演奏の切れなど総合点から見て。なので、次はそこらへんの“ライヴ作品”をDVDにして欲しい。（関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20040721）
