- 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
- 発売日: 2006/11/14
- メディア: 雑誌
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ビートルズ《LOVE》を特集した「レコード・コレクターズ」最新号に、「金田一さんの音源です!」(内田忠孝)という1ページのコラムが掲載されている。偉いのは、これが単発の記事ではなく、連載であること。今回は第8回で、『金田一耕助の冒険』がネタになっている。
昔、同名映画のサントラではなく、《金田一耕助の冒険》というイメージ・アルバムが制作されたことがある。現在、「題名のない音楽会」の司会をしているピアニスト、作曲家の羽田健太郎を、僕はそのLPで知ったのだった。
複数の作曲家による同レコードを聞いた際、羽田の担当した曲はなんか小ぎれいで、横溝正史らしいおどろおどろしさが足りないなぁと感じた。だから、後に崎陽軒のCMで口もとにごはんつぶつけておどけるハネケンを見た時は、そりゃ、こんなひょうきんな人に『悪魔が来たりて笛を吹く』とかやらせてもダメだわ、と妙に納得した記憶がある。