「団塊の世代」の某政治家が「友愛」とかいっているが、彼は次のセリフをどう思うだろう?
元ザ・フォーク・クルセダーズで精神科医のきたやまおさむ(この人も某政治家と同世代)は、「団塊の世代」の老人が増える一方、若者たちに彼らの面倒をみる余裕などない状況を踏まえ、こういう。
だから、基本精神は、老人同士で面倒をみる。で、このときに、とうとう我々は思い知らされるんだけど、あの20歳のころにうたった“愛と連帯”は、本物か?って。
LOVE&PEACEは(笑)。あんだけ言っておいてだよ、「俺たちは仲間だ!」とか、共にどうのとか言っておいてだよ(笑)。
それがここへきて「おまえの面倒はみてやらない」じゃ、それはダメだろう。
(『坂崎幸之助とJ-POP Friends 3』asin:4426106427収録対談でのきたやま発言)
これこそ「友愛」の問題である。絶妙な指摘だなあ。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20040629#p1)
- 最近自分が書いたもの
- 推協賞の「受賞の言葉」 → 「日本推理作家協会会報」5月号
- 15日昼の献立
- 豚肉もやしうどん(めんつゆ、七味、青ネギ)