千葉県浦安市にある温泉リゾート施設「湯巡り万華郷」がつい最近、「大江戸温泉物語 浦安万華郷」に生まれ変わった。
http://www.shinurayasu-navi.com/topics/2009/yumeguri.html
で、今朝の新聞には、お台場と浦安、2か所の「大江戸温泉物語」に関する大きな広告が打たれており、はるな愛出演のCMがテレビでも流されている。
千葉にあるくせに“東京”ディズニーリゾート――と揶揄されて久しいが、今度は浦安の温泉施設まで“江戸”扱いになってしまったわけだ。
「大江戸温泉物語」の“江戸”とは、場所のことではなく温泉テーマパークの舞台設定としての“江戸”時代か、とも思った。しかし、広告やテレビCMでは、お台場と浦安の2か所を並べ、「東京ベイエリアに2つの大江戸温泉」などと“東京”を強調した宣伝文句が使われている。
昔から、千葉県の湾岸開発をめぐっては、東京湾に面しているんだから名称は“東京”でいいじゃないか、なんて言い訳があるようだが、なるほど、「浦安万華郷」は江戸前の海に接する埋立地に建っている。だから、“江戸”でいいのである。