ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

ゲイリー・ニューマン布教活動

――なんてことをしていたので、先月は80年代サウンドをいろいろ聞き返していた。で、上記雑誌でも触れたけど、一度はライヴ活動中止を宣言したゲイリー・ニューマンは、ステージ復帰後、逆にライヴ盤を多くリリースする人になったのだった。今回はいい機会だったので、そのうち買い逃していたものも入手し、あらためて聞き比べてみた。以下は、ゲイリー・ニューマンのフル・ライヴ・アルバム一覧(このほか、BBCライヴ、ライヴ映像作品も存在する)。

    • 「LIVING ORNAMENTS ’78 ――Live at The Roxy」(78年1or2月録音のブートレグ。紙ジャケ盤《TUBEWAY ARMY》にボーナス収録)――まだパンク・バンドだった。
    • 《LIVING ORNAMENTS ’79》(79年9月28日ハマースミス・オデオン)ASIN:B0000085CU――ニューマン的シンセ・サウンド確立。
    • 《LIVING ORNAMENTS ’81》(81年4月28日ウェンブリー・アリーナ)――ファンク路線の萌芽がある一方、アンビエント色も。
    • 《WHITE NOISE》(84年12月ハマースミス・オデオン)ASIN:B000007OEN――フレットレス・ベースが活躍してファンキー。以後、女性コーラス導入。
    • 《GHOST》(87年EXHIBITION TOUR)――上記作の延長でドラムの音がデカく、より典型的な80年代サウンド
    • 《THE SKIN MECHANIC》(88年9月28日ドミニオン・シアター)――あの独特なシンセ使いよりもファンク・リズムが目立つアレンジ。
    • 《DREAM CORROSION》(93年11月6日ハマースミス・アポロ)――ファンク+ハード・ロック的ギター。
    • 《DARK LIGHT》(94年11月12日ハマースミス・アポロ)ASIN:B000009THY――女性コーラスが消え、以後は男所帯に戻る。上記作以上にハードで硬質化した。
    • 《LIVE AT SHEPHERD BUSH EMPIRE》(97年11月9日)――インダストリアル・サウンドやヒップホップ的リズムのテイストを加味。
    • 《SCARRED(LIVE AT BRIXTON ACADEMY)》(2000年10月)ASIN:B00006J9LN――いっそうインダストリアル・メタル化が進行。ダークなムード。

このうち自分が気に入っているのはASINを記したものと、下の作品。
White Noise
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20041220

  • 今夜の献立
    • アジの開き
    • 豆腐の塩辛(豆板醤、香酢、しょう油、酒を混ぜたものに、青とうがらしと一緒に豆腐を数日漬け込んだもの)
    • レタス(ポン酢&ゴマ油
    • じゃがいも、にんじん、しいたけ、ながねぎの味噌汁(若干のしょうが入り)
    • 玄米1:白米1のごはん
    • 発泡酒、カルピスサワー