- 最近のお仕事
- ゲイリー・ニューマン、ウルトラヴォックス、DEVOなどの短い紹介、80年代年表の構成。 → 「BUZZ」vol.44 80’S SPECIAL!! 麗しの80年代大図鑑 http://www.fujisan.co.jp/Product/1244394/
――なんてことをしていたので、先月は80年代サウンドをいろいろ聞き返していた。で、上記雑誌でも触れたけど、一度はライヴ活動中止を宣言したゲイリー・ニューマンは、ステージ復帰後、逆にライヴ盤を多くリリースする人になったのだった。今回はいい機会だったので、そのうち買い逃していたものも入手し、あらためて聞き比べてみた。以下は、ゲイリー・ニューマンのフル・ライヴ・アルバム一覧(このほか、BBCライヴ、ライヴ映像作品も存在する)。
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- 「LIVING ORNAMENTS ’78 ――Live at The Roxy」(78年1or2月録音のブートレグ。紙ジャケ盤《TUBEWAY ARMY》にボーナス収録)――まだパンク・バンドだった。
- 《LIVING ORNAMENTS ’79》(79年9月28日ハマースミス・オデオン)ASIN:B0000085CU――ニューマン的シンセ・サウンド確立。
- 《LIVING ORNAMENTS ’81》(81年4月28日ウェンブリー・アリーナ)――ファンク路線の萌芽がある一方、アンビエント色も。
- 《WHITE NOISE》(84年12月ハマースミス・オデオン)ASIN:B000007OEN――フレットレス・ベースが活躍してファンキー。以後、女性コーラス導入。
- 《GHOST》(87年EXHIBITION TOUR)――上記作の延長でドラムの音がデカく、より典型的な80年代サウンド。
- 《THE SKIN MECHANIC》(88年9月28日ドミニオン・シアター)――あの独特なシンセ使いよりもファンク・リズムが目立つアレンジ。
- 《DREAM CORROSION》(93年11月6日ハマースミス・アポロ)――ファンク+ハード・ロック的ギター。
- 《DARK LIGHT》(94年11月12日ハマースミス・アポロ)ASIN:B000009THY――女性コーラスが消え、以後は男所帯に戻る。上記作以上にハードで硬質化した。
- 《LIVE AT SHEPHERD BUSH EMPIRE》(97年11月9日)――インダストリアル・サウンドやヒップホップ的リズムのテイストを加味。
- 《SCARRED(LIVE AT BRIXTON ACADEMY)》(2000年10月)ASIN:B00006J9LN――いっそうインダストリアル・メタル化が進行。ダークなムード。
このうち自分が気に入っているのはASINを記したものと、下の作品。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20041220)