ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

ザ・ローリング・ストーンズ 24日 東京ドーム

Start Me Up / It's Only Rock'n Roll(But I Like It) / Oh No, Not You Again / Bitch / Tumblin' Dice / Worried About You / Ain't To Proud To Beg (The Temptationsのカヴァー) / Midnight Rambler / Gimme Shelter / This Place Is Empty (キース) / Happy(キース) / Miss You / Rough Justice / You Got Me Rocking / Honky Tonk Women / Sympathy For Devil / Jumpin'Jack Flash / Brouwn Sugar
(アンコール)You Can't Always Get What You Want / Satisfaction


予想外に若々しい。観に行ってよかった。
確かにミックが走り回る時間は減ったかもしれない。キースが片足を上げる例の得意ポーズも回数が少なくなった。足を上げた時でも、滞空時間が短くなった気がする。
でも、このライヴの流れは、いったいなんなんだろう。以前のツアーでは、アコースティック・コーナーとか静かな曲を続けます的な場面があった。ところが今回は、そんな体力温存します休憩します的な長い時間はなく、ロックンロールが連発された――という記憶が残る構成になっていた。見せ方が上手いってこともあるけれど、とにかく、若いなぁ。
選曲に関しては、23日にやった〈アズ・ティアーズ・ゴー・バイ〉、〈一人ぼっちの世界〉、〈黒くぬれ!〉あたりも聞きたかった気はするが、昨夜は〈ミッドナイト・ランブラー〉、をやってくれたのでよしとしよう。この曲の間合いは、1970年前後のバンド演奏が練り上げたロックにおけるタイム感の重み、凄みを象徴していると思う。えらいぞ、よく頑張ったぞ、チャーリー・ワッツ
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