この巻の後半は、凶悪なメタル・バンドが集まるフェス「サタニックエンペラー」が、話の中心になる。でも、同じジャンルのメタル同士で対決すると、イメージのインフレが起こりやすいし、あまりいい展開だとは思えない(クラウザーさんだけでなく、DMCの他のメンバーにも活躍させようって流れは、その意味で煮つまりを回避し、目先を変えようとしてるのだろうけど)。
ネオアコいじめとかヒップホップとの対決とか、他ジャンルを相手にした話のほうが、自分には楽しいな。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20060706#p1)