ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

綿矢りさと……

というわけで「本の話」が届き、のんきにめくっていると、「南伸坊の20世紀記憶術」で激烈に驚愕する。生まれ年が同じ有名人二人の名前を大きく掲げ、その年の出来事を綴ったエッセイ。以下は、その二人並んだ名前を見ての僕の感想。
1983年 宇多田ヒカル松田龍平――なるほどね、同じ歳か。ひょっとして、目の切れ長加減が似てるかも。親の藤圭子と故松田優作は何歳違うの?
1985年 上戸彩平山相太――顔面中央の目鼻の並びぐあいが、微妙に上下左右からなんらかの圧迫が加えられた結果に見えるところが似てないか?(ってひどいこと書くなぁ。好きくないのよ上戸彩
1986年 松浦亜弥SAYAKA――他者の視線を過剰に意識した結果の表情筋の疲労が、最近化粧のノリを悪くしている仲間同士だったりして。
ここまでの組合せは、まぁ、いい。しかし、
1984綿矢りさえなりかずき――そうなのか……。そんなことがあっていいのか。活字が目に入ったとたん、南伸坊に二人の名前を並べた意図を激しく問いたい衝動にかられた。どこかにあんのか、二人の共通点。決して時代の先端にならないある種の保守性が逆に時代を照写して……とかなんとか書けなくもなさそな気がするが、んなことしたら綿矢さんに非常に悪いのではないか、と妙に後ろめたく思われるのはなぜ。会ったことなんかないのに。クラスのマドンナがけなされた気分というか、えなりが同じ歳だなんて、なんだかとっても許せない。こんなことになるくらいなら、えなりかずきには生まれないでいて欲しかった(意味不明)。
そういえば、映画『インストール』の主演って上戸彩なんだよな。なんだかなー。
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  • 夕べの献立
    • 新米
    • 豚肉しょうが焼き(ゆずコショウ+赤ワインのソース添え)
    • イカと大根と白菜の煮物(京風だし)
    • ゆでキャベツ(ポン酢)
    • かんぴょうの味噌汁に玉落とし――かんぴょうというと一般的にはノリ巻きのイメージしかないだろうけど、味噌汁にするのは小山のほうでは一般的だったりする。干しかんぴょうを水で戻してから使わねばならない手間はあるが、歯応えがあるうえヴォリューム感もあるので、朝食なんかには最適よ。