あまり報道されていないことだが、今回の衆議院選に向け、某野党が一時期、東浩紀に出馬を要請していたという。これは東に『郵便的不安たち』という著書があったのを、郵政民営化に対する懸念を論じた内容と党幹部が思い込んだためのようだ。
とはいえ、郵政民営化論者も反対論者も、現行の全国的な郵便機能の維持をうたう点では一致している。それなのに、あろうことか東は郵便について論じる際、手紙にはどこに届くかわからない不安がつきまとう、誤配は避けがたいと繰り返し述べてきた。
このため、誤配を当たり前としてしまう立候補者では、郵便の基本機能の維持すら危ういととらえられる。これでは有権者の理解は得られない――との政治的判断で、某党は東への出馬要請を取り下げたらしい。
(というギャグを考えた人は、けっこういそうだな)
- 31日夜の献立
- 鱒(小麦粉をはたき、サラダ油&バター、にんにく、白ワイン、しょうゆで焼いた)
- きんぴらごぼう
- カボチャの煮物
- もやし(シークワーサードレッシング)
- トマト
- 大根の味噌汁
- 玄米ごはん――なにやら残りものばかりの食卓であった。