『文化系トークラジオLife』本asin:4860110773をめくっていると、「憧れの女性」の回で鈴木謙介がこんな思い出を話していた。
大学1年の頃、授業中に岡村靖幸の歌詞を教室の机に落書きしたら、次の週に女の子の字で応答があった。その後も同様のやりとりが続いたという話を、鈴木は他の出演者にからかわれながらも、今さら嬉しそうに語っていた(本人曰く「淡い思い出のままとっておきたい」)。
ただ、机の落書きを使った女の子との文通というシチュエーションは、庄司智春が書いた小説「花のことば」と同じ。新進気鋭の社会学者だろうが筋肉芸人だろうが、男の子の妄想の質に大差はないってことです。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20070620#p1)
- 作者: 庄司智春
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というわけで、↑の原稿を書くため、UKのゴス・ロック、ポジティヴ・パンクをいろいろ聞き返したけれど、やっぱりバウハウス最高じゃん、が結論。