ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

『本格ミステリの本流 本格ミステリ大賞20年を読み解く』

-最近の自分の仕事

桐野夏生『日没』、森川智喜『死者と言葉を交わすなかれ』のガイド → 「小説宝石」12月号 https://tree-novel.com/works/episode/37b12f56ec598aa6012b3bc6a47dbaaf.html

千田理緒『五色の殺人者』のレビュー、ミステリが読みたい!2021版の国内投票 → 「ハヤカワミステリマガジン」2021年1月号

11/28(土)「ディストピア作品を語り尽くす――今を生き抜くための想像力とは」塚越健司×倉本さおり×速水健朗×円堂都司昭×橋本輝幸(文化系トークラジオLifeオンラインイベント)

阿津川辰海インタビュー、国内3位、6位、8位のレビュー 国内アンケート回答 → 『2021本格ミステリ・ベスト10』

まえがき、山田正紀『ミステリ・オペラ』論、道尾秀介『シャドウ』論、ゼロ年代事項まとめ → 『本格ミステリの本流 本格ミステリ大賞20年を読み解く』

 

 

 

 

 10年前の本格ミステリ作家クラブ編『本格ミステリ大賞全選評2001-2010』の際、坂野公一さんから出された表紙案の複数のうち、本の制作に関わっていた私(「監修」とクレジットされてる)と光文社の担当編集者は2人ともこのデザインを推したんだった。

 今回の評論集『本格ミステリの本流』は企画の言い出しっぺだったから私がまえがきを書いたけど、コンセプト、人選などすべて南雲堂にお任せ。で、担当編集者からデザインは坂野さんに依頼しましたとこの表紙を知らされた時には、10年前からの一貫性が伝わってきて感激しました。

 ちなみに私の『エンタメ小説進化論』も坂野さんでこちらの周年記念の落ち着いた雰囲気とは異なりポップな仕上がりでした。本の傾向にあわせて多くの引き出しを使えるデザイナー。ありがとうございます。

 

エンタメ小説進化論 “今”が読める作品案内

エンタメ小説進化論 “今”が読める作品案内

  • 作者:円堂 都司昭
  • 発売日: 2013/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

音楽を扱った小説や評論について過去に書いたコラムをまとめてみた。

音楽本コラム|円堂都司昭|note