- 作者: 松井みどり
- 出版社/メーカー: PARCO出版
- 発売日: 2007/03
- メディア: ペーパーバック
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結局、忙しさと金欠で展覧会を見に行けなかった『マイクロポップの時代:夏への扉』のカタログをみる。
http://www.natsuenotobira.com/
有馬かおる、タカノ綾など、好きなタイプの作品が多い。とはいえ、松井みどりのいう「マイクロポップ」という概念は、いまひとつピンとこない。
松井は、今さらジル・ドゥルーズ『カフカ:マイナー文学のために』asin:4588000853を引き合いに出しつつ、手近な道具や知識を使って創作する次世代アーティストたち(60年代後半〜70年代生まれ)について、「グローバル時代」へのマイナーな立場からのカウンター性を読み取る。
そのように、手近なものを使ってマイナーがグローバルに対抗するという、松井の「マイクロポップ」概念は、ニートとウェブの結びつきに大きな可能性、未来をみる梅田望夫&茂木健一郎『フューチャリスト宣言』asin:4480063617と、かまえが近い。確かに、前向きに考えるのはいいことかもしれないが、そんなに楽天的な語り口でいいのだろうか、小さなものを大きく見すぎていないか、と評価を躊躇させる点で、両者のノリは共通している。
- 5日夜の献立
- カレーライス(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、豚肉。オリーブオイル、赤ワイン、にんにく、しょうが、青唐辛子2本。「ジャワカレー」のルー。アップルジュース、ケチャップ。雑穀入り玄米ごはん)
- 新玉ねぎのスライスにポン酢
- らっきょ
- ビール、雑酒