ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

ゴジラ、ピンクの豚

先日、知り合いの女性から、「今度の『ゴジラ』、キース・エマーソンが音楽やってるんだよ、驚いた?」と嬉しそうにいわれた。《ゴジラ FINAL WARSASIN:B0006GB0JI
べつに驚きません。名プレーヤーではあるけれど、昔から、気軽に(一説に尻軽)サントラ仕事を引き受ける人だったわけだし。それにキースは、変な怪獣のストーリー・アルバム(?)《タルカス》を代表作とするエマーソン・レイク&パーマーをやってたわけだから、怪獣映画にはちょうどいいかもしんない。それに、ゴジラ・シリーズの音楽の巨匠・伊福部昭キース・エマーソンとでは、現代音楽風味がいい意味でのはったりになっている点が共通している気もする。ゴジラ・シリーズのサントラが好きな人は、EL&Pを気に入るのではないかな。
タルカス
ところで、この話を聞かせてくれた彼女は、昔からコンサートで豚が飛ぶのを見たことがあると主張している。
「確かイエスを見に行ったら、豚の形の風船を飛ばしてたんだよね」
(僕)「そんなはずないよ」
「あれ、エイジアの時だったっけ?」
(僕)「違うって」
「そうだ、ジェネシスだ」
(僕)「じゃなくて、ピンク・フロイドの時でしょうが」
「なにいってんの。私、ピンク・フロイドなんて行ったことないよ」
――何度確認しても、フロイドは見てないの一点張り。なんだか、よくわからない。彼女の記憶はどうやら、プログレというジャンルの存在は漠然と認識しており、一群のバンドがその系列だと把握してはいるらしい。そして、豚を飛ばすコンサート=プログレという等式になっているようなのだ。
なぜだ。なぜなんだ?
えー、ピンク・フロイド以外で豚が飛んだプログレのコンサートがあったことを知っているかた、連絡ください。どうにも気になってしかたないのです。

  • 5日夜の食卓
    • あじの開き
    • 小松菜の炒め物(ゴマ油、干しエビ、かつぶし、ポン酢)
    • 大根の味噌汁(銀杏切り)
    • いかの塩辛、のりのつくだに
    • 白米――もう、完全に日常モードのごはんに戻りました。
  • 6日夜の食卓
    • やすーいオージービーフのステーキ(ニンニク、ハーブ塩、コショウで焼いたあとの汁にバター、ワインビネガーを加えソースに)
    • ラタトゥイユ(赤&緑ピーマン、ズッキーニ、ブロッコリー、ニンジン、玉ねぎ、ホールトマト缶、トマトジュース、ハーブ塩、コショウ。初めてやってみたが、要するにトマトで煮るだけ。簡単)
    • ポテトサラダ(こふきいも作ってマッシュ。一方、キュウリを塩もみしてスライス、細切ニンジンをゆでる、薄切り玉ねぎを水にさらす。それらの水気を切り、刻んだハムも加えて、マッシュポテトに投入してまぜまぜ。マヨ、塩、こしょう、シナモンで味つけ風味づけ。朴訥な味わいのこいつが、一番手間がかかるんだよね)
    • 白米