12月8日はジョン・レノンの命日。ということで関連した話題を。
オジー・オズボーンのボックス・セットASIN:B0006TPHTOったカヴァー集が、先日、独立して発売された。
- アーティスト: オジー・オズボーン
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2005/11/16
- メディア: CD
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ローリング・ストーンズ〈悪魔を憐れむ歌〉、キング・クリムゾン〈21世紀のスキッツォイド・マン〉(中間部の速弾きは抜き)といった選曲はいかにもだが、特徴的なのはレノン・ナンバーが3つも収録されていること。〈ワーキング・クラス・ヒーロー〉はともかく、生命保険のCMによく似合うビートルズ時代の〈イン・マイ・ライフ〉、女性賛歌〈ウーマン〉は“愛と平和のジョン・レノン”なソフト・タッチの曲であり、いつもダークネスだ悪魔だバカダモンBark at the Moonといってるオジーのイメージからほど遠い。でもオジーは、オリジナルでもモロに〈イマジン〉風な〈ドリーマー〉なんて曲も書いていたのでASIN:B00005QG9G、たぶんホントにレノン・ファンなんだろう。
ジョンがヨーコ・オノべったりだったのと同じく、オジーも妻シャロンにはまるで頭が上がらない。で、ジョン&ヨーコは、自分たちの平和キャンペーンだけでなく日常をも多く撮影し、まるでハプニング・アートの記録みたいにして残した。それを踏まえると、家族の擬似ドキュメンタリー・ヴァラエティ「オズボーンズ」の登場人物であるオジー&シャロンは、ジョン&ヨーコの後継者に思えてくる…………わけ、ねえだろっ。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20051202)