- 最近自分が書いたもの
- 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』書評 → 「TIMELY BOOK NEWS」12月20日号(旭屋書店のメルマガ。残念ながらこれが終刊号)
上記『ゴールデンスランバー』には、ザ・ビートルズ《アビイ・ロード》B面に関する言及がある。〈ユー・ネヴァー・ギブ・ミー・ユア・マネー〉から始まって、〈ゴールデン・スランバー〉を経由し、〈ジ・エンド〉に至るあの大メドレーのことだ。ビートルズはこの直後に、ごく短い〈ハー・マジェスティ〉を隠しトラック的に収録していたわけだが、『ゴールデンスランバー』ではこれには触れていない。でも……。
〈ハー・マジェスティ〉の詞は、英国女王をネタにした一種のジョークである。一方、『ゴールデンスランバー』は首相暗殺をテーマにしていた。その作中に女王へのからかいとセットになっていた《アビイ・ロード》B面メドレーのイメージを挿入したのだ。ということは、首相の座はジョークのネタのように軽いものだ――という伊坂の含みがあったりしたのではないか、と僕は邪推してしまう。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20071207#p1)
- もう一つ最近自分が書いたもの
- 「青春映画(兼おじさん映画)」(大槻ケンヂ原作、ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の映画『グミ・チョコレート・パイン』に関するコラム) → 「ROCKIN’ON JAPAN」2008年1月号
- 19日夜の献立
- アジの開き
- ひじき、ごぼう、ほうれん草のサラダ(ポン酢)
- 大根の味噌汁
- 玄米ごはん
- 納豆
- いちご