AMUSEMENT PARKS ON FIRE
バンド名が気に入ったので見る。シューゲイザー的なギター・ノイズまみれ+甘いメロは、けっこう好み。これでサビのパターンがもっとあればいいと思う。
MAKIN’ LOVE
マリンスタジアム外の屋台前のスペースに、KISSのコピー・バンド(関西弁)が出演していた。最後の〈ロックンロール・オールナイト〉でエース・フレーリーのギターから煙、ジーン・シモンズの血吐き&火吹きを一気に見せてしまう荒技を敢行。全4曲20分だったのに満腹です。いかにも手作りな衣裳もよかった。
THE CARDIGANS
ノイジーな音響だったせいもあり、CDとずいぶんイメージが違う。「らぶみらぶみ〜」と歌ったエンディングに「ファック・ユー」と叫んだのも、彼女らのファンが望む芸風ではないような……。
THE RAPTURE
ディスコ・パンクな曲を中心に、ニューウェイブ的にギクシャクしたロボット的なリズムが気持ちいい。
くるり
先週も見たので、今回は少しだけ見る。ミディアム・テンポのロックの魅力を感じた。
SCRITTI POLITTI
品がよくて質の高いポップ・バンド。80年代の全盛期には、彼らの音をさほど熱心に聞かなかったけど、あらためて聞いてみて、ここまでよかったかなと今さら驚く。ラップを取り入れた曲も暑苦しくなくクール(ここらへん、知性派っぽい)。客の集まりはよくなかったが、個人的には今日のベスト・アクト。
METALLICA
ライヴ1曲目から〈CREEPING DEATH〉で、いきなり「ダイ! ダイ! ダイ!」と一緒に叫んだので、ノドが枯れてしまった。どうも、彼らにつられてダミ声を作ってしまうのが敗因らしい。
フェス出演なのに2時間半近くもやってくれて、もう単独公演なみの長さだった。
中盤では発売20周年を迎えた初期の傑作《MASTER OF PAPETTS(メタル・マスター)》を全曲演奏。最後にクリフ・バートンの写真が映された。このアルバムは彼の遺作であり、今年はクリフの没後20年でもある。
同アルバムにはベースが目立つインストもあるし、それを弾かせることで三代目ベーシスト=ロバート・トゥルージロを印象づける狙いもあったのだろう。二代目のジェイソン・ニューステッドが客の煽り役だったのに対し、ロバートは有能なプレイヤーって感じ。
全体として、円熟したいいステージだった。ただ、〈ST.ANGER〉とか最近の曲も、もう少し聞きたかったな(新曲はやってたけど)。
- アーティスト: メタリカ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2006/08/09
- メディア: CD
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