BLUE MAN GROUP
1曲だけ倖田來未が参加して、ドナ・サマーの〈アイ・フィール・ラヴ〉をカヴァーした。ディスコ・クイーン、ドナ・サマーは元祖エロかっこいいみたいなもんだったから、こういう人選もありか。客には、倖田の登場はいいオマケであった。
YOUNG PUNX
メンバーがかぶりものをしたり、スーパーマンのコスプレをしたり。ソウル系を目指したような女性ヴォーカルが入るかと思うと、ギターが速弾きをする。全体的にバラけた印象だが、この学園祭的なごった煮状態が彼らの持ち味か、と。
SHITDISCO
〈アイ・ノウ・カンフー〉とか〈OK〉とかわかりやすい曲が多いんだから、もっと盛り上がってもいいはずなんだけど……。ヴォーカル、演奏ともまだ未熟で、親しみやすい曲を活かしきれていないのが惜しい。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20070704#p1)
THE STRANGLERS
《ブラック・アンド・ホワイト》収録の〈ナイスン・スリージー〉を聞けたのがよかった。この時期の白人パンク〜ニュー・ウェイヴが、無理矢理レゲエ風に演奏した曲が自分は好きで、〈ナイスン・スリージー〉やザ・クラッシュ〈ブリクストンの銃〉の強引さが特に気に入っている。
- アーティスト: ストラングラーズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2005/07/06
- メディア: CD
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DIGITALISM
観客が多かった。やっていることは、伝統的なシンセ・ダンス音楽である。若い連中は、新世代にとってのケミカル・ブラザーズ、ダフト・パンクを求めていたのだな、と実感。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20070603#p1)
DINOSAUR Jr.
J・マスキスは相変わらず、もの凄くノイジーにギターを鳴らす。再結成したバンドが、ルー・バーロウ不在の時期に作られた〈ワゴン〉を演奏したことに感慨を覚えた。
LCD SOUNDSYSTEM
曲も演奏も滑らかになったな……と思っていたら、「イェーイェー」とやたらがなり立てる〈yeah〉は、暴力的なまでにギクシャクしている以前のリズム感のまんまだったので、嬉しくなる。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20070406#p1)
KLAXONS
コーラスの入れかたの上手いことが、曲のキャラを引き立てている。シットディスコとはそこが違う。なるほど、「新世代の旗手」的なうけかたをしていた。
MAXIMO PARK
クラクソンズの客があまり残らなかったのが意外。僕個人は、ポスト・パンク・リヴァイヴァルとニュー・レイヴは、音楽性において連続した流れだと思うのだけれど、両者の間には世代交代的な区切りがあると感じる人のほうが多いようだ。
- この日、食したもの
- マトンのドライカレー(肉に臭みがなく、うまかった)
- 黒味噌ラーメン(麺はのびてるわ、量は少ないわで最悪。店員は酒呑みながら注文とってやがるし。もう二度と出店すんな、ボケ)