ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

東野圭吾のムックが……

もうじき宝島社から出る。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAX76919/

それに関連して、栗原裕一郎が書いている。
http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20090128
わはははは。電話のやりとりの再現が生々しいな。確か俺、「毒食わば皿まで、か」とか口走った記憶があるぞ。


http://d.hatena.ne.jp/ending/20090124
実は、電話をもらった時点で↑の内容はもう考えていて、すでにメモ書きはあった。だから、私のリアクションが彼の書いているようなものになったのである。
さらに遡れば10月18日の↓は、自分としては近い時期に1月24日雑記帖のような内容を書く腹づもりで、その前ふりとして記したのだった。
http://d.hatena.ne.jp/ending/20081018
この頃、笠井潔『探偵小説は「セカイ」と遭遇した』が12月刊行と告知されていたので、続きはその後に書こうと思っていた。そうしたら、10月18日雑記帖を読んだ「ビジスタニュース」編集者から「ベスト10」本について書かないかと依頼があり、結果的に↓の原稿というワンクッションが入ったわけだ。
http://www.sbcr.jp/bisista/mail/art.asp?newsid=3344
なんだか、“変則的連載”みたいな流れになってしまったが。


――したがって、『容疑者X』論争関連の文章をこれ以上書く気はないし、今度のムックに執筆するのは論争の当事者であるより、冷静に全体像をとらえられるだろう部外者がいいと判断して、このテーマは彼にふった。その意味では、適任でございましょ?
ちなみに、僕が1月24日(〜26日)の雑記を書いたすぐ後、「黒エンドウ 様」宛てのメールが届いた。差出人は栗原裕一郎だった……。


ムック全体としては、初心者にもわかるファンブック(でありつつ、批評的スパイスも
ちらほら)といった方向性になっているはず。