ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

イモ欽トリオ、AKB48、『あまちゃん』

キャンディーズは、元気で可愛いスー、セクシーなラン、なんだかよくわからないミキという分担になっているが、ピンク・レディーは可愛いミー、よくわからないケイの2人でありセクシーが不在だ――というような論評を、彼女たちの活躍していた1970年代後半当時に読んだ覚えがあるのだが、誰が言っていたのか思い出せない。
それでいうと、80年代初頭のイモ欽トリオでは、良い子(ヨシオ)=山口良一、悪い子(ワルオ)=西山浩司、普通の子(フツオ)=長江健次は、それぞれ、可愛い、セクシー、よくわからないに相当し、"普通=よくわからない"がセンターだったことになる。
モーニング娘。安部なつみ、AKB48前田敦子も上記のような意味で、"普通=よくわからない"がセンターだったということだろうし、『あまちゃん』でユイではなくアキがヒロインなのもそういうことなのだと思う。