東秀紀『アガサ・クリスティーの大英帝国 名作ミステリと「観光」の時代』、ブレイディみかこ『労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱』をたて続けに読む。後者は近年の話題だけでなくここ100年あまりの歴史をふり返っているので前者と時代はかぶる。クリスティー&観光の視点と、労働者階級@地べたの視点では、英国はえらくちがってみえる。
- 最近自分が書いたもの
- 「ミステリが読みたい! 2018年版」国内篇総括、同国内篇アンケート回答、天祢涼『希望が死んだ夜に』レビュー → 「ハヤカワミステリマガジン」2018年1月号
- 『2018本格ミステリ・ベスト10』 国内2、7、20位のレビュー
- 椎名林檎が見せつけた“プロ作家”としての本質と底力 『逆輸入』シリーズが示すもの http://www.realsound.jp/2017/12/post-137537.html
- Paul Stanley’s Soul Station、来日公演への期待 KISS ポール・スタンレーの音楽人生を紐解く http://realsound.jp/2017/12/post-141333.html
- 松たか子は今聴くべきシンガーである 椎名林檎提供「おとなの掟」ソロ歌唱での“歌で演じる凄み” http://www.realsound.jp/2017/12/post-141420.html
- 夜明けの紅い音楽箱(とりあげたのは、カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』 → 「ジャーロ」No.62