ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

2010-01-01から1年間の記事一覧

韓国でyomyom

最近自分が書いたもの 「yomyom」成功の理由(日本の最近のエンタメ系小説誌事情に関する原稿) → 「PLATFORM」21(韓国のカルチャー誌) 僕が同誌に寄稿するのは2回目だけれど、訳されてハングルになっている。どんな訳文になっているのか、見当もつかない…

PISTOLSとPISTILS

最近自分が書いたもの 「花の香りに幻惑されて」(阿部和重『ピストルズ』書評) →「rockin’on」6月号 阿部和重の『ピストルズ』はPISTOLS(銃)ではなく、PISTILS(雌しべ)のこと(というかダブル・ミーニングだが)。 このタイトルから、セックス・ピスト…

菊地成孔と大谷能生の『憂鬱と官能を教えた学校』TV

「活字倶楽部」2005冬号の「特集マイベストブック2004」の作家アンケートで法月綸太郎は、04年に読んだ小説以外の本で印象に残ったものとして、大塚英志『「おたく」の精神史 一九八〇年』、五十嵐太郎『過防備都市』などとともに、菊地成孔+大谷能生『憂鬱…

阿部和重『ピストルズ』と大江健三郎『M/Tと森のフシギの物語』

ある地域を主題にしたサーガを書いている点で、阿部和重(舞台は山形県の神町)は、大江健三郎(四国の森)を意識している。 阿部の新作『ピストルズ』は、次のような前提で話される物語になっている。 すべてをお話しするとなると、何度か、ご足労いただく…

無題

17日夜の献立 鶏、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ピーマンを野菜ブイヨン、しょうがでスープに 水菜とミニトマトにポン酢 大根の梅酢づけ 緑茶で炊いた白米ごはん

第九回本格ミステリ大賞発表記念座談会

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昨年の座談会の内容が、本格ミステリ作家クラブのホームページにアップされました。僕も出演していました。よろしくです。 http://honkaku.com/ 出席者の最近の著書を。

「むちゃぶり御免! 大胆エンタメ進化論」連載開始

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このほど、「メフィスト」で「むちゃぶり御免! 大胆エンタメ進化論」と題した連載をスタートしました。 http://shop.kodansha.jp/bc/mephisto/ 『「謎」の解像度』のテーマ意識を引き継ぎながらも、あれよりは軽いノリの評論シリーズ。毎回、エンタメ系小説…

ライトノベルとグループサウンズ

「文蔵」4月号届く。冲方丁のインタビューあり。 ライトノベル作家が一般文芸を書くと、“卒業”扱いされてしまうのが現状ですから(笑)。 この冲方発言でなんとなく思い出したのが、真木ひでと。60年代後半にグループサウンズのオックスで活躍し、解散後し…

『バンド臨終図巻』刊行記念イベント「解散のエステティクス、崩壊のロンド」

夜のプロトコル:2010年4月号(通算07回)No_07『バンド臨終図巻』(河出書房新社)刊行記念イベント「解散のエステティクス、崩壊のロンド」 <概要>古今東西のロックバンドからアイドルグループまで200バンドの解散理由をただひたすら調べて書いた『バン…

無題

最近自分が書いたもの 「画期的な童貞小説」(前田司郎『逆に14歳』の短評) → 「ROCKIN'ON JAPAN」5月号

カフェテラス in 境川

今日と明日、浦安で開催のイベント http://www.city.urayasu.chiba.jp/item19276.html 投網(細川流)実演 嫁入り舟 千葉国体のイメージ・ソング、ドリカムでダンスするチーバくん(踊ってるように見えないが) 購入したチーバくんぬいぐるみ

某誌での書評コーナー連載終了のお知らせ

最新号になぜ僕の原稿が載っていないのか、問い合わせがあったので、簡単に説明しておきます。某誌を直接編集制作している有限会社の原稿料未払いが続いており、誠実な対応もみられないため、連載を切り上げるしかないと判断しました。残念ですが、しかたあ…

ただ今

開店休業中 最近は、告知することすらない始末。 とはいえ、今月後半か末には、ぼちぼちこちらの雑記帖も本格的に再始動したいと思う。 来月末には共著が出るほか、4月からの来年度にはいろいろなことが控えているので。

無題

最近自分が書いたもの 「面白い「文学」で何が悪い」(松尾スズキ『老人賭博』asin:4163287507の書評) → 「rockin’on」4月号

無題

最近自分が書いたもの 「小一女子と猫の貴婦人」(万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』asin:4480688269の書評) → 「ROCKIN'ON JAPAN」4月号

無題

最近自分が書いたもの 「移動と変化の人のゼロ年代−−「新結成」フォークルと和幸をめぐって」 → 『文藝別冊 加藤和彦 あの素晴らしい音をもう一度』 僕が一番聴いた彼のアルバムは《ベル・エキセントリック》。

第10回「本格ミステリ大賞」候補作決定

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(タイトル50音順) 小説部門 候補作 『Another』綾辻行人(角川書店) 『追想五断章』米澤穂信(集英社) 『花窗玻璃』深水黎一郎(講談社) 『密室殺人ゲーム2.0』歌野晶午(講談社) 『水魑の如き沈むもの』三津田信三(原書房) 評論・研究部門 候補作 …

「物語から就活を学べ!」

mag

(「小説すばる」3月号) http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/ 明日発売の最新号に関しては、佐々木俊尚のノンフィクション「電子書籍キンドルが壊すもの創るもの」の連載スタートが話題になっている。 だが、もう一つ面白いのは、「物語から就活を学べ…

無題

昼の献立 鶏、しめじ、水菜入りのペペロンチーノ(塩が薄かったな) 最近自分が書いたもの 東山彰良著『イッツ・オンリー・ロックンロール』asin:4334747280の文庫解説

ふなばし三番瀬海浜公園

(30日の写メ) http://www.park-funabashi.or.jp/bay/ 最近自分が書いたもの 「ツイッター時代の力作SF」(東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』の短評1.6枚) → 「rockin’on」3月号

号外

http://panasonic.jp/olympic/gougai/index.html

無題

最近書いたもの 「円堂都司昭が読んだアジア・ミステリー5作」 → 「翻訳ミステリー大賞シンジケート」http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20100126/1264461277

西田亮介らの「.review」

YC

昨年3月に、e-NOVELSをふり返りつつゼロアカ道場のこともからめて、こんなことを雑記していたのだった(当時は、後にキンドルがこれほど話題になるとは予想していなかった)。 http://d.hatena.ne.jp/ending/20090307/p1 ちなみにe-NOVELSの末期には、まだ…

本格ミステリ作家クラブ編『珍しい物語のつくり方』

M

本格ミステリ作家クラブ執行会議のアンソロジー担当として、私も裏方の作業に関わった本です。 珍しい物語のつくり方 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)作者: 本格ミステリ作家クラブ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/01/15メディア: 文庫 クリ…

ある文筆家の肖像

無題

昨日配信の「週刊ビジスタニュース」で新年アンケートに回答してます。 (追記 http://www.sbcr.jp/bisista/mail/art.asp?newsid=3398) また、今朝の朝日新聞に掲載された池井戸潤『鉄の骨』の広告に書評家たちのコメントが列記されていて、円堂の一文もあり…

謹賀新年

迎春 昨年中はいろいろとお世話になり心よりお礼申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。