ENDING ENDLESS 雑記帖

文芸・音楽系文筆業=円堂都司昭のブログ

藤里一郎×伊坂幸太郎『死神の精度』写真展

映画の帰り、近くの青山ブックセンター本店に寄ってみると、伊坂幸太郎『死神の精度』の表紙および作中の写真を担当した藤里一郎の写真展をやっていた(7日19:00まで開催)。
死神の精度
青と黒を基調にした表紙の写真は、文字デザインの効果もあって、昔のジャズのLPジャケットみたいなセンスのよさがある。本における藤里×伊坂のコラボレーションでは、架空のCDジャケットを作っていたが、ミニ写真展ではTシャツまで売っていて驚いた(欲しかったんだけど、持ち合わせがなくて断念)。
店内のスペースなので展示点数は多くなかったが、本には使われなかった写真もあったのが嬉しかった。彼が現れるところはいつも雨――という作中の死神を、表紙の写真はよく表現していた。その表紙以外の死神の写真もあって、どれもこれも“らしく”感じられた。そして説明を読み、死神を演じていたのがコンドルズの近藤良平だと初めて知った。
なるほど、ダンサーだものね。現実に対しどこか浮いてる感覚を、体で表すには適役なのでした。
(関連雑記http://d.hatena.ne.jp/ending/20050427#p1

  • 7日夜の献立
    • ぶりの照り焼き(しょう油、赤ワイン、みりん、おろししょうがに漬けたぶりを、オリーブオイル&にんにくで焼く)
    • ピーマンとひじきの煮つけをゴマ油で炒める
    • レタス、にんじん、ワカメ、コーンのサラダ(ポン酢)
    • キャベツと長ネギの味噌汁
    • あさりの佃煮
    • 玄米1:白米1のごはん
    • 雑酒